ベスト・キッド

ずいぶん前に、この稿で無料の映画券があるので映画を観てきました。そうしたらトムハンクスだったかな?火星でジャガイモを栽培する映画でした。のような感じのことをお話ししました。あの時は特に観たい映画がなかったので、仕方なくそれを観ましたが、今回はイオン系列の無料タダ券があり、観たい映画があったので横浜のワールドポーターズで観てきました。まだ私が中学生の時分に最初のその映画をやり、観てきた私は学校の掃除の時間に「ライトハーンド、レフトハーンド。」などと言って窓拭きをして真似をしていたことを覚えています。ツーは2010年に上映され、ウィル・スミスの息子やジャッキー・チェンが出演して、まーまーの話題作だったので観に行きましたが、これは中国の壮大なカンフーの描写などもあり文句なしに面白く、最近、CS放送で放映したものも観てしまいました。そして今回のスリー。短めの上映時間に無理にストーリーを押し込んだ感があり、もちろん格闘シーンは素晴らしいのですが、いまいちだったように感じてしまいました。それよりも何よりも劇場の椅子がアトラクションのようにガチャガチャ動いたり、後ろからエアーが出てきたり、はたまた前面の椅子から霧状の水が噴射されたりと落ち着いて観ていることが出来なかったので、帰り際スタッフに「椅子が動かない劇場はあるのですか?」と聞いてみると、1から7まであるスクリーンで我々が入った1のみが動きますとのこと。なんでジュラシックワールドとかにしないのか疑問に感じました。このような過剰サービスは昔からあり、たとえば3D。これもずいぶん前のことですが、小学生の息子がパイレーツオブカリビアンを観たいというので連れて行くと3Dと普通のものがあり、私は昔、ジョーズの3Dであまりいい印象を持っていなかったのですが、息子が3Dがいいというので、あれから10年以上も経っているし少しは進歩したかな?ぐらいの軽い気持ちで息子に従ったのですが、いかんせんパイレーツオブカリビアンは夜の描写が多く、あの3Dのメガネをしていると良く見えません。メガネを外すと字幕が二重にぼやけて読み取りにくい。なにこれ?と思って周りのお客さんを見てみると何人かがやはりメガネを上げ下げしておりました。